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心書Vol.504「母」

昨日は母の日でした

母の日にカーネーションを贈ったことは一度もありませんでした

生前の母は60過ぎに行った脊髄の手術が上手くいかず歩行困難だったので、いつも母の日のプレゼントは座して何か出来る健康グッズを渡すのが定番でした

肩たたきや孫の手や血圧計など、毎年弟と被らないように相談しながら決めるのに思考をこらして、渡しに行くと毎年こう言われました

「もう、無駄使いせんでええのに!そんなお金があるなら貯金しなさい!」と

いくつになっても僕らは母から見れば子供であり、そんな数千円のプレゼントでも喜ばずに自分の為に使いなさいと言うような倹約化の母でした

その反動で浪費家になったのかもしれませんが…

母に健康グッズを贈ることが出来ない三回目の母の日が来ました

今思えばもっと出来たことや喜ばしたり、安心させたりしてあげることは沢山あったと思いますが、もう出来ません

後悔の気持ちにはなりませんが、やり残したなという思いはあります

毎日今できることを真剣にやってるか?

悔い残らん日々を過ごしてるか?

って思うとまだまだです

完璧は無理としても完璧を目指したいですね

母の日の前の数日にAmazonを見たり、ドンキに行って健康グッズを見ることは無くなりましたが、大切な人に贈り物を送り続けることは続けていこうと思います

日々を悔い残らんように過ごしていこうと思います

そのためには母の日の思い出はは健康グッズと貯金しなさいって怒られたことを毎年思い出そうと思います

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