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心書Vol.1005「積」

積み木やジェンガにおいて「ここ抜けたら崩れる」なんていうカギを握るパーツというのが存在します

これは遊具に限ったことではなく人間関係やチーム、組織においても言えることです

このバランスをうまく見極めることが出来るのがバランス感覚というものだと思います

このバランス感覚は一つの判断ミスで大きな損害や組織の崩壊を招くことがあります

積み木やジェンガならまた積みなおせばいいのですが、チームや組織ではやり直しは効きません( ;∀;)

ここは触れてはいけないというポイントがあるのですが、このポイントの見極めは経験だけではなく感性とセンスだと思うのです

感情と感性、直視と俯瞰。

それぞれのバランスがどちらかに振れてしまうとバランスは保てません

どれも必要な要素ですが、自分の中のバランスをうまく整えておかないとバランス感覚は取れません

数年に一度、大きく崩れるものを見ることがあります

一番大きなものでは5000名を要した組織が一気に崩壊しました

僕も当事者の一人でしたが、崩れる時はすごいスピードでした(*_*)

感情のコントロールを中庸に置き、感性を磨くことで作り上げたものを強く大きくすることもできます

僕もカッとなってしまう性分なので中庸を意識しないと大切なものを守り抜くことが出来なくなります

積み木ならいくらでも積みなおせますが、人間関係は簡単に積みなおしはできません

出来るなら崩れる前に元の状態に戻せればいいのでしょうが(^^♪

わかってても出来ないのが人間らしい不完全な生き物の良さですが(^^♪

一つの選択で人生はオセロのように白にも黒にも変わります

そして人間関係は積み木のようなもの

だから怖いしおもしろいものだと思います(^^♪」

 

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