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心書Vol.1197「決」

土壇場に強いですねと仲間に言われました

先日大切な業務を一つ完全に忘れており大きな穴を開けそうになりましたが数時間前に気付き事なきを得ました

そういう姿を数年に渡って見てきての一言だと思うのですが、我ながら綱渡りのような日を過ごす時もあります

ヒヤヒヤもしますがどうにか出来た時の達成感は情けなくも安堵感に変わり良くも悪くも何とかなるという無意味で無根拠な自信になりこんな人間を創り上げてしまったと思っております

周りの方にはご迷惑をおかけして申し訳ございません

とはいえ自己分析をして考えたのですが土壇場に強いのかと言えばそうではなく決断が早いだけだと思うのです

即決をしていく事で、時間がない中で時間を作り時間の中で最大限に出来ることを選択してるだと

このルーツを自分で考えt見ました

これは10代20代と型枠大工として現場で働いていたことが大きく作用してるように感じています

現場での作業、しかも仲間とチームを組みながら行う作業は常に判断の連続でした。
安全な状態は作られてるとはいえ一つ間違えれば怪我もすれば命にも関わる

そんな中で若い時から父に任されリーダーとして働いていたことが判断の早さを習慣にしてくれたのだと感じております

素早い判断で物事を進めていく職人の中で囲まれて過ごした僕の10代20代の環境は判断や決定を即座にする習慣を染み込ませたのだと考えます

自分の決断の早さは父のおかげ。感謝です

若い時に危険な仕事のお陰で培われた判断の早さは工事現場ほど危険を伴わない今の環境では土壇場に強いという別の側面で役に立ってるのかと思うのです

環境とは本当に人の人生と人格を創っていきます

なりたい自分ありたい自分を想像した時に厳しい環境を選択できれば早いか遅いかはわかりませんが強くはなると感じています

強さは継続にも繋がる。さらに継続は信頼を生む

ただしいっていつまでも土壇場を作ってるようではそのうち下手を打ちます

土壇場がない計画を。自分の在り方も慢心せんように変えていかねばです

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