心書Vol.271「無」
2021.9.18
昨日で沖縄での2日間6ダイブを終えました。
今回は6ダイブのうち4ダイブがドリフトダイビングと言って流れに乗って流されていくダイビングでした
上級・中級向けのダイビングスタイルで、初心者向けではありません。
理由は中性浮力という水中で身体がある程度の水深を保てることが条件になるからです
でもこの潮の流れに乗るダイビングスタイルであるドリフトダイビングは非常に楽しいです(^^♪
度々、瞑想について心書にてお書きしていますが、このドリフトダイビングで流されてる間も様々な事を考えることなく、無の状態で流されるとめちゃくちゃ気持ちがいいです(^^♪
特に水中で浮遊してる時には何も考えないだけでは無く、重力からも解放されてるのでこれまた格別な感じがします
何も考えない時間もありますが、何かを考える時間も当然出てきています
ダイビングを考えた人は偉いな~とか、器材の仕組みとかも良く考えますね
そしてダイビングをしていて考える事一位が僕らは訪問者であるという事です
元々、海の中は海中生物の住み家で僕らは招かざる客人です
お邪魔させて貰ってる身であります。だったら感謝と謙虚な気持ちで海の中にお邪魔をするべきだと思います
ダイビング上級者に謙虚な人が多いのはその性もあるのかもしません。
でもこれはダイビングにおけることだけではありません。
対人関係においても相手のテリトリーや、相手の専門分野にお邪魔をするのであれば謙虚に振舞い、郷に従えばの精神で合わせていう事をよく聞き習うのが良しとします
ダイビングの良さは自然の中に身を置くことで自然に対しての自分の無力さを知り、訪問者としての謙虚さを知り、そして無重力に開放が味わえるといったところでしょうか。
こうして一年に数回のダイビングで様々な事をリブートできるのが僕がダイビングを長くやる理由かもしれません(^^♪