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平成から令和へ

新しい年号の発表がありました

平成から令和ですね

上の写真を逆さまにするとこうなります

昭和の和の字が使われることに昭和生まれの私は親近感を覚えずにはいられません

個人的にはこの年号とても大好きですし、もっと良くなる感じがしてます

年号が変わってその他の問題も良くなれば良いのですが、なかなかそうはいくのかいかないのかって感じです

 

新しい年号になってもどんどん増税は進んでいくのではと相談を受けたので、増税について書かせてもらおうと思います

今年の1月から出国税という新しい税金が導入されましたし、秋からの消費増税もほぼ決まりのようです

 

で、この出国税というのは2019年1月7日から航空券と空港使用料に加え、一回につき1000円を支払うことになります

正式名は国際観光旅客税と国税局のホームページにも書かれています

 

この出国税を集めての使い道ですが3つ挙げられています

➀ストレスフリーで快適に旅行ができる環境の整備

②我が国の多様な魅力に関する情報の入手の容易化

③地域固有の文化、自然等を活用した観光資源の整備等による地域での体験滞在の満足度の向上

とされています

 

➀についはWi-Fi等の電波の環境や各言語による標識や案内にお金を使うということでしょう

大阪ミナミではフリーWi-Fiのお店の近くや前に訪日外国人が群れてるのをしばしば目撃します

 

②については文化や自然という事になるのかと思います。

関西で言えば関西空港から入国した訪日外国人が情報を入手して京都の神社仏閣、奈良の古墳や寺院、神戸の食や文化、和歌山の自然や広島の平和記念公園や厳島神社などへと情報を入手し観光する

③はそういったところの整備にもお金をかけていくという事になります

 

大事なことですがこの国際観光旅客税(出国税)ですが、支払うのは誰かというと日本を出国する人全てとなります

例外は2歳以下の子供と24時間以内に日本を出国する人だけです

 

2020年の訪日外国人の目標をオリンピックに合わせて4000万人としてる日本ですが、さらに先の2030年は6000万人を目標に設定しています

国も地方もその方向で動いていますし予算も盛り込んでいます

 

ではここからが本題ですが、出国税なる新しい課税をしてそのお金でインフラや文化や自然の観光資源を整備したら訪日外国人が増えるのでしょうか?

 

そうではないと思います。一番大事なのは為替にあると思います。いくら日本が治安が良くて文化が素晴らしく観光するところが沢山あって素晴らしい国でも円が強くなれば一部の裕福な富裕層しか来なくなります

広く多くの異国の方々に訪日してもらうには円が安くなる必要があります

1970年あたりの高度成長期に入る前、1ドル360円時代にハワイ旅行が人生の目標であった頃がありました

そこから円が強くなり円高が起こり、2011年には1ドル75円台という時がありました

外国人から見れば円が強くなるとなかなか日本に来れなくなります

これからインバウンドにおいて日本が成功するには為替で円が弱くなるという事が条件の一つに挙げられると思います

無論それだけではありませんが非常に重要なことだと思います

弊害として円が弱くなれば輸入品の値段は上がっていくでしょう。ブランド物もそうでしょうし、食料品や衣服やガソリンをはじめとしてエネルギー資源や鉱物に至るまで上がるので消費者として一面では生活が圧迫されるような気がするかもしれません。

一方国策の一つであろう製造業においては輸出において大きな利益をもたらし、結果多くの製造業に関わる方がtのインカムのアップに繋がり、消費も多くなるのではないでしょうか。

さらに波及はそこから他の業種にも及んでいくことになるかと思います

 

訪日外国人の目標を2020年4000万人、2030年に6000万人としてオリンピック、万博招致、カジノを含むIR事業と人口の減少を見込んで内需から外需へと、高度成長国力アップから文化と自然からのイノベーションそして観光大国へと向かってる日本で一個人としてはどうやって資産を生み出していけば良いのかは次回に書いてみたいと思います

 

 

 

 

 

 

 

 

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