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心書Vol.1393「鳥」

渡り鳥の話しをこの時期になるとよく聞きます

空を飛ぶ鳥の話しではなく、リーダーや運営チームが変わる時の引継ぎ時期に渡り鳥の生態とリーダーシップの権限移譲を重ねてのお話です

先頭を飛ぶ鳥は負担も大きく疲労しますが、そのおかげで空気抵抗を利用して後方の鳥は省エネで飛べるというお話です

しかしこのお話には続編があり、編隊運動が上手く機能していないと空気抵抗はむしろ大きくなる可能性があるのです

戦略レベルの話しと戦術レベルの話しは違うという事になります

意図を理解しどの陣形でその配置がより効果と効率を上げるかはそれぞれの鳥の判断になります

人の群れもそうです。どれだけ見事な文化や戦略があっても一人乱す者がいれば群れは群れの意味を無くし戦力は削がれ疲弊し遠くまで飛べなくなります

気ままな鳥は一羽で飛べばいい。そう思うようになります

どんなに見事な陣形で飛んできた群れも一羽の乱れで狂いだすと止まらなくなります

でもそれぞれが理解を示し前の鳥と後ろの鳥を気に掛けて飛ぶことが出来れば最高の群れになります

大切なのは気に掛ける事とそれぞれの自覚です。

自立の上での相互依存こそ最強かと(^^)v

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